義理の父が亡くなりました。
親族の不幸は突然やってくるというのは、よく聞く話だったんですが、本当に突然でした。
義理の父は以前より状態があまり良くはなく、入院しておりました。
そして、「状態が悪く大きな病院に転院した」ということは聞いていたんですね。
ただ、いきなり亡くなるとは思っていませんでした。
本当に突然だったんです。
病院で亡くなると、いきなり「色々と決めなければならない」ことが増えます。
本当にいきなりです。
あれも、これも決めなければならず、正直言うと、
心構えななければ、絶対に慌ててしまい、パニックになってしまう可能性があります。
しかし、このような状況で、うちの奥さんはタイミング良く、良いサービスを探すことができたので、無事スムーズに葬儀や火葬まで執り行うことができました。
もしかすると、うちの奥さんのように「突然の不幸」に見舞われて、困ってしまう方がたくさんいると思います。
また、将来起こる「突然の不幸」のことを考えて調べておこうと思っても、どこから手を付けていいかわからないという方も多いと思います。
そういう方のために、今回、僕たちが経験した内容と実際どういうことをしたのか、ここに記していこうと思います。
よかったら、参考にしてくださいね。
亡くなった日について
病院からの連絡で「父が亡くなった」という報告を受けた僕の奥さん。
病院からは、「遺体をどこに移動するか決めてください。」という事を伝えられます。
病院は患者を治療する場所なので、いつまでも遺体を置いておくわけにはいかないわけです。
以前は葬儀会社の方が比較的大きい病院に常駐しており、亡くなった患者がいれば、葬儀会社の方から声をかけてもらえたようですが、
最近はコロナ禍ということもあり、葬儀会社が常駐することは無くなったようです。
うちの奥さんは、どうして良いのかわからず、まず、ネットで検索。
そこで、「小さなお葬式」というのを見つけます。
↓こちらのページです。
小さなお葬式のページに有る電話番号に電話をかけて、現在の状況を伝えます。
すると、電話口の方では、
「それでは、お見積りからご予約に切り替えますね。」
ということで、早速、遺体を移送していただく葬儀会社の手配をしてもらいました。
また、このとき、実際の葬儀を執り行う規模を決めており、葬儀に出席する人数や、葬儀を執り行う会場を決めています。
そして、遺体がある病院をこちらから伝えて、葬儀までに遺体を安置する場所を決めています。
※ポイント
遺体の移動場所は事前に考えておきましょう。主に自宅か、もしくは葬儀を開催する予定の葬儀場があります。
当初の予定では、葬儀をは行わず家族のみでお別れだけを行い、火葬を行うという、
「小さな火葬式」
で決めていたようです。
また、遺体の移送先は、自宅だと義理の母も休まらないんじゃないかということで、(実家は義理の父、義理の母の二人暮らしでしたので)、葬儀会場へと運ぶことになりました。
※ポイント
葬儀会場を決める際、葬儀にどのくらいの人数を呼ぶか事前に決めておく必要があります。今回は、10人程度で考えていたので、小さな会場に決めて安置することになりました。
人数が多ければ大規模な会場を抑えることになります。また、広い駐車場を抑えたいということになれば、自然と大きな会場を抑えることになり、費用もそれなりにかかることになります。
なかなか相談を持ちかけるのも気が引けるところですが、事前に葬儀にどのぐらいの人数を呼びたいか、本人や喪主となる方と相談しておくことが良いでしょう。
今回の場合、喪主は義理の母となりますが、母も色々と心痛あり、正常な思考ができない状態だったので、僕の奥さんがお金の面や葬儀会社とのやり取りを引き受けていました。
そのため、自分ではなかなか決めかねるところもありました。こういうときのために、突然の不幸の前に相談しておいて方が良いでしょうね。
その後、奥さんは、僕に連絡。会社で連絡を受けた僕はそのまま帰宅して、奥さんと子どもたちとともに病院に行きました。
病院では、既に連絡を受けていた義理の姉とその姉の子供達と合流。
夜も遅く義理の母とは連絡がつかない状況ということでこのメンバーで義理の父との対面となりました。
亡くなった義理の父は苦悶の表情ではなく安らかな寝顔でしたので、それがせめてもの救いでした。
悲しみにくれる中、先程連絡を受けた葬儀会社の方が二人到着しました。
葬儀会社の方から、葬儀について出席者のおおよその人数と会場の規模について確認されます。その点については、事前に電話でお伝えした内容が既に葬儀会社の方に伝わっていたようです。
また、会場は既に抑えているとのことで、遺体の移送先が自宅ではない場合、葬儀会場となるということでした。
そして、
葬儀会社の方から今後どうするか、うちの奥さんが選択を迫られました。
聞かれる内容は、これらの内容でした。
- 今後の予定(遺体の搬送先、葬儀の内容など)
- 日程の決定(通夜、葬儀の日程、時間など)
- 葬儀の規模(最大人数など)
ただ、既に夜もだいぶ回ってきており、いきなりこれらを亡くなった当日に決められないところもありましたので、
「とりあえず、後の日程は明日決めても大丈夫ですか?」
と葬儀会社の方にお伝えしました。
葬儀会社の方は、
「あっ、わかりました。それではとりあえず遺体は会場の方へ運んでおきますので、その他の日程は明日決めましょう。」
ということになりました。
※ポイント
亡くなった直前は色々と決められないこともあるし、相談したい人もいるでしょう。そういう人は、明日決めるのが良いでしょう。ただし、早めに決めないといけません。また、遺体のまま葬儀するのは亡くなってから3日以内ということになります。
次の日~葬儀内容を決定
義理の母と義理の姉、姉の旦那さんと、僕の奥さんと僕の4人で葬儀会場へ移動します。
そこで、色々と決めることになりました。
プランは「小さな家族葬」に決定。
当初は、「小さな火葬式」を行う予定でしたが、義理の母が
「親戚はお呼びしてちゃんと式を上げたい。」
ということでしたので、「小さな家族葬」に変更しました。
ちなみに、プランの変更は前日の深夜に行われました。
電話で義理の母と連絡が付き、状況を伝えたところ、小さくてもお葬式は上げたいということでした。
プランの変更を電話をかけましたが、深夜に関わらずきちんと対応していただきました。
また、翌日の打ち合わせでは変更内容は葬儀会社に伝わっていたようでした。
やはり、葬儀を扱っているだけあって、24時間対応でした。その点はこちらとしても安心して任せられるポイントです。
※ポイント
この時間じゃ対応してくれないかも・・・と思わずにまずは電話してみることがポイント。担当者にはつながらない可能性もあるが、他の方に繋がるので、翌日ちゃんと担当者の方には伝わっていました。
打ち合わせではプラン内容を確認していきます。
病院から会場までの搬送、から遺体を保存するためのドライアイス、枕飾り一式、線香・ろうそく、棺、仏衣一式、運営スタッフ、白き位牌、式のための青花、受付セット、焼香セット、遺影写真セット大・小、会葬礼状30枚まで、各種手続き骨壷など、
いろいろなお葬式にかかる費用はすべてセットプランに入っていると説明されます。
たしかに、この部分は、
実家で祖父のお葬式を上げたときに、自分の実父が、
細かい部分まで金がかかる・・・と言っていたので、
それに比べると、基本的なものはすべてセットプランに含まれているというのは、これから葬式をあげる遺族としては助かるところです。
また、今回は用意しなかったのですが、
告別式に際し香典を受け取るための受付セット、告別式を進行するための司会スタッフ、自宅を飾るための自宅飾りの一式もプランに含まれているということでした。
ちなみに、遺体に着せるための仏衣ですが、今回は遺体の上に乗せただけでした。遺体に仏衣を着せるためには、納棺師の方が必要となり、お呼びするにはそれなりの料金(+20万~30万ほど?)がかかるということでしたが、今回はお断りしました。
※ポイント
ちなみに病院から来ていた服はそのまま着せている状態でした。病院によっては返却が必要な場合もありということでしたが、今回は衣服は既に入院費に含まれているということでしたので、返却は不要でした。この点は事前に病院に確認する必要があります。
その他、セット料金以外にも料金が発生した部分があります。
それは、
香典返しと、火葬場での時間がお昼をまたぐので、そのためのお弁当代でした。
香典返しは、遠方にいる親戚の方から香典が届く事を考慮して、高級のり(約900円ほど)30セット用意しています。
それを合わせて、約35万円でした。
当日~葬儀から火葬場
当日は、無事葬儀を執り行うことができました。
ちなみに、お坊さんはお呼びしなかったので、その分の料金はかかっていません。
また出席した人数も、式では15名程度です。
火葬場では10名程度ということで人数も少ない規模で済ませました。
あまり熱心に親戚付き合いをしてきたわけでもなかったらしく、一応連絡はしましたが、皆さん遠方に住まわれている方でしたので、コロナ禍という状況もあり、少ない人数で式を執り行いました。
亡くなった直後はかなり動揺していた親族たち。特に僕の奥さんはかなり動揺していましたが、式を無事に執り行うことができてホッとしている様子でした。
また、義理の母もきちんと式を上げることができて満足しているようで、火葬場の待合室ではホッとしている様子でもありました。
葬儀会社は、火葬場での移送で終わります。
火葬場では火葬場のスタッフに遺体を受け渡し、それで葬儀会社の役目は終わります。
「小さなお葬式」に依頼して思ったこととは?
いろいろなところで葬儀の話を聞くと、
さほど出席者がいない中で、規模だけが大きく、残された遺族には過大な料金の請求が来るという事を聞いておりました。
今回はそのようなこともなく、最初に提示された料金内で、無事式を執り行うことができて、僕の奥さんもホッとしている様子でした。
無事に済ませることができたのは、
「小さなお葬式」のおかげだと思います。
普段であれば、
色々と決めなければいけないことも多く、あれば料金がかかり、不足があれば親族から
「普通はあるものだ」とお叱りを受けるところですが、
標準的なものは、全てはセットプランに入っているという親切さ。
そして、後は、いるかいらないか選択するだけなので、
愛する人が亡くなった直後、動揺しているなかで、式のことを色々と取り仕切らなければ行けない人にとっては、
【セットプラン】はかなり便利で、心強いです。
確かに料金のやすさや明瞭さもありますが、お葬式に必要なものがすべてセットされているという点は心強いです。
はっきりいうとお葬式に必要なものなんて、わかりません。
本来は、世話焼きの親戚のおばさんがいれば、色々と聞けるかもしれませんが、そういう人が親戚にいないのであれば、お葬式に何を準備すれば良いのかすら、全くわからないんです。
しかし、【セットプラン】を提示してもらうことで、必要なものと不要なものを明確に分けることができるので、わかりやすいと言えます。
また、その中で、必要としたものがすべてセット料金に入っているということは、選ぶ側としても、安心して選ぶことが出来ますね。
セットプランでわかりやすく、少額で済む「小さなお葬式」は、今回はかなり助けられました。過度な大きさにならず、また、今ある資金で「きちんとお葬式を上げることができる」たのは、「小さなお葬式」のおかげでした。
最後に
義理の父が残してくれた貯金など切り崩し、入院費と葬儀代で、ほぼ無くなりそうでした。
また、保険かけていなかったということもあり、他にお金もなさそうで、少額ですがあまったお金は、母と姉と妹で分けるとのことで、
よくある、「どろどろに遺産相続」にならずに済みそうです。
今回のお葬式で依頼した「小さなお葬式」は下のリンクから移動できます。
「今のうちに準備しておきたい!」と思う方は、気軽に資料請求もできますので、ぜひクリックしてくださいね。
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