「サンダーボルツ*」見てきました。
アクションもさることながら、今回は、ストーリーにも感動しました。

前回見た「キャプテン・アメリカ ブレイブニューワールド」から、どう繋がっていくのか。
それに、今後のマーベルの映画にどう関わって行くのか。
今まで、マーベルの映画を追い続けた僕も、今後のストーリー展開のポイントになりそうな映画で、とってもワクワクしていました。
それに、映画のポスターや予告を見ると、「ウィンター・ソルジャー」や「エレーナ」、「USエージェント」など、今までマーベル映画に登場していたキャラクターが登場。
このキャラクターたちがどんなふうに関わっていくのかも、楽しみでした。
ということで、この記事では、
僕が「サンダーボルツ」を見た感想をご紹介していこうと思います。
この記事では、「サンダーボルツ」のネタバレがありますので、
「映画を見るまでは、サンダーボルツのネタバレは見たくない!」という方は、ここで、ページを閉じてくださいね。
いいかな?
それでは、
「サンダーボルツ」を見た僕の感想をご紹介していきます。
あらすじ
裏の仕事をこなすエレーナは、雇い主であるヴァレンティーナに、今後は裏の仕事はしないと宣言する。それでは最後の仕事を頼みたいと、新たな仕事を依頼される。依頼内容は、会社の研究データを狙う工作員の「目的を知ること」と「処分」。依頼された場所に行くと、USエージェント=ジョン・ウォーカー、ゴースト=エイヴァ・スター、タスクマスター=アントニア・ドレイコフと鉢合わせをしてしまう。4人が交戦している中、カプセルの中からいきなり現れたボブによって事態は急展開していく。
時には吐き出したいときもある
嫌になるときはある。
仕事をしている時に、なんでこんなことしているんだろう。なんのためにこんなことしているんだろう。そう自分がやっていることに疑問を持ちながら、日常を送る人なんて、ゴマンといると思う。サンダーボルツの主人公エレーナもそんな一人だと思う。
冒頭のシーンでエレーナがブツブツと喋りながら、敵地に乗り込んで、軍隊?をなぎ倒しながら任務をこなしていく様は、否応無しにもそういう世界で生きているんだなとエレーナ自信が思い知らされるシーンです。
そんなエレーナは姉(ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフ)を亡くし、精神的にも参っている中で、裏の世界の仕事をこなすというところで、思うところが合ったんだと思う。思い悩み、父であるアレクセイ(レッド・ガーディアン)にも相談しに行った(行ったんだと思う)が、
アレクセイは毎日の生活でいっぱいいっぱいで、頼りにならない様子。でも、そんな父であるアレクセイと話すことで、ある決意を固め、今の裏の仕事を辞めると雇い主であるヴァレンティーナに宣言。それでは、最後の仕事を頼みたいとヴァレンティーナから依頼されるも、罠にかかってしまうのだが・・・
色々と「自分が今やっていることについて」思い悩むことは、エレーナのような裏の世界の仕事をしていなくとも、普通の仕事をして、日常を過ごしている一般人でもよくあること。
そういう、吐き出したい思いがあるとき、吐き出す相手がいれば、どんなに心強いか。
エレーナの場合は、頼りにならないと思っていた父、アレクセイだった。
姉のことで、仕事のことで悩み、苦しみ、本当にこのままで良いのかと思っていたエレーナに、しっかりとした道筋を示してくれたアレクセイは、頼りにならなそうに見えつつも、やっぱり父なんだなと実感します。
本当の血の繋がっていない関係だけど、小さい頃からエレーナの面倒を見ていたアレクセイは、ちゃんとエレーナのことを見ていたんだなと、そんな、関係性が映画の一場面から見ることができて、温かい気持ちになったりします。
姉を失った悲しみを共有できる相手、そして、自分の今後の道筋を相談できる相手、いろんな吐き出したい思いを受け止めてくれる相手がいるって言うことは、裏の世界で殺伐とした生活を送っていたエレーナにもいたんだなと。
エレーナが涙ながらに語った思いをちゃんと受け止めてくれたアレクセイは、おちゃらけた感じだけど、ちゃんと「お父さん」をしてるんだなと、温かい気持ちになった映画でした。
そして、エレーナは、そのことで「受け止めてくれる相手がいるってことは幸せなことだ」と、感じたんだろうと思う。
ボブの思いを受け止めてくれる相手がいないことをみると、エレーナ自身がボブの気持ちを受け止めてあげようと、話を聞いてあげようとしていました。そんなエレーナは、裏の世界で仕事をこなしていたとしても、人として優しくしてあげれる娘だったんだなと、そういうのを見て、父アレクセイもちゃんと良い子に育てたんだなと、そんな、娘を持った父親目線で見て思った映画でした。
たしかに、いろんなシーンで勧誘していた
ヴァレンティーナがたくさん登場して、いろんな部分で暗躍する映画です。
ヴァレンティーナはこの映画で初出・・・というわけではなく、いろんな映画でちょいちょいでてました。
アメコミをふわっとしか知らない僕が見ても、「だれだろう・・・」と言った感じでわからなかったんですが、ここで繋がっていたんですね。
「ファルコン ウィンター・ソルジャー」で、落ち込んでいるジョン・ウォーカーをUSエージェントとして勧誘したり、
「ブラック・ウィドウ」で、姉を失った失意の中にあるエレーナを勧誘したりと、色んな場面で「サンダーボルツ」の布石を、徐々に作っていたんですね。
タスクマスターの活躍を・・・
映画のポスターにタスクマスターが描かれています。
それに、パンフにも書かれているし、人物紹介の欄もありました。
でも、登場して早々に「退場」してしまったんですよね。
なんてこったい!
もうすこし、タスクマスターの活躍を見たかった!
監督のインタービュー記事を読んだら、あそこで退場することで、サンダーボルツのメンバーは、こういう、裏の世界で生きているんだと、観客に実感させるために必要なシーンだった・・・ということなんですけど、
僕的には、「タスクマスターの活躍を見たかった」というのが感想です。
ただ、監督の言う通り、確かにあそこでタスクマスターが「退場」することで、この後の映画のストーリーとか、雰囲気に、「張り」が出た気はします。少しピリッとした感じで、こういう殺伐とした世界で生きているメンバー何だなと実感はしました。
でも、盾も使えるし、弓も使えるし、いろんな能力が使えるタスクマスターの活躍は、もう少し見たかったなー。
僕が好きだった「ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフ」がガッツリ絡んだ「タスクマスター」ですから、もう少し、掘り下げてほしかった・・・と思いましたね。
まとめ
この記事では、「サンダーボルツ」を見た僕の感想をご紹介しました。
「エレーナ」と「アレクセイ」の関係がいい感じの「親子」の関係で、娘を持つ父親目線で見た僕としては、温かい気持ちになった映画でした。
それに、「USエージェント」や「ゴースト」など、マーベルの各ストーリーでヒーローに負けたキャラクターが集まって、新たなチームを結成するって、ワクワクするストーリーで楽しかったですね。
あの、クセの強いキャラクターが、あの後どうなったのか?気になる部分もあったので、それを見ることができて楽しかったです。
ただ、「タスクマスター」がいなくなっちゃったのは、ちょっと残念でしたね。
それと、今後の展開として、エンドクレジット後の、あのシーンは気になりますね。
あれやこれや、集まってきて、「アベンジャーズ ドゥームズデイ」に繋がっていくんでしょうね。
これからの展開も楽しみですね。
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