三姉妹探偵団2(赤川次郎)~長女・綾子が大活躍

本の感想

赤川次郎に人気シリーズの1つ。「三姉妹探偵団」の第2作目。個性ある三姉妹が相変わらず事件に巻き込まれていくミステリー小説です。

前作の面白さに味をしめて、本屋で「三姉妹探偵団2」を見かけてしまい、ついつい購入。
たまたま、埼玉まで行く機会があったので、移動中ずっと読みふけっていました。お陰で、すぐに読破。「三姉妹探偵団2」も前作同様、ドキドキワクワクの連続でした。

今回は、大活躍の長女・綾子。
綾子ののほほんとした性格が際立つ回でしたね。

ということで、この記事では、
「三姉妹探偵団2」を読んだ僕の感想をご紹介します。

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あらすじ

三姉妹の長女、綾子が通う大学の文化祭で、綾子が文化祭の幹事をやることに。そこで、イベント係をやることになるが、文化祭が一週間後ということで来てくれる歌手が見つからない。

そこで、刑事・国友のツテで見つけてもらった歌手が元人気歌手の神山田タカシ。しかし、神山田タカシを招いたことから、怪事件が続発することになった。

大学内での複雑な人間関係や神山田タカシの過去の行状が絡む展開の中で、三姉妹が巻き込まれていくことになる。

ゲスなアイドル神山田タカシ

よくぞここまでゲスなアイドルを描くことができたものかと、思わず関心したくなるほど、物語を読んでいくと、救いようのないゲスさが際立つ「神山田タカシ」。
そこまで、こういうドロドロとした部分をうまく描くことができるのは、赤川次郎の才能かもしれないですね。そういえば、赤川次郎の小説には、こういうゲスな野郎は結構出てきます。正直、コイツラの貞操観念ってどうなってるの?と問いただしたくなるぐらい、ゲスなやつばっかりです。

そんな、ゲスアイドルの神山田タカシは、あろうことか、三姉妹の三女・珠美にも甘い言葉でどうにかしようとする始末。「こいつ、マジでゲスだな・・・」とある意味関心してしまいます。珠美ちゃんは15歳だろ。

しかし、そこは珠美らしく、中学生に手を出そうとする神山田タカシの弱みに付け込み、最終的には、大学の文化祭をノーギャラで25曲歌わせる約束を取り付けるのだった。ある意味すごい交渉術と言えるかも。

最強おねーちゃん・綾子

この小説では、何度も命が狙われる事になった長女・綾子。しかし、なんとも偶然にも程があるというぐらい(いや、奇跡か?)華麗にスルーしてしまう長女・綾子でした。

何度も読んでいると、「いや、もうこれ、奇跡だろ・・・」と思ってしまうほどです。そこまで読むと、「もしかすると、犯人は、殺意は全然なくて、威嚇のために襲っているのか?だからわざと、スルーできるようにしたのか?」と思ったほどですが、全然そんなこともなく、ガッツリ「殺意」をもって、襲っていたのでした。

そうなると、綾子は最強の運の持ち主ということか?

相変わらず、父は不在

そうなんです。このお話も前回と同じく、父は不在です。この物語は、父がアメリカに出張に行くことになり、家族全員が成田空港まで見送りに行った帰りから始まります。
聞くと、このシリーズはだいたい父が不在。

となると、父が不在ということは「何かが起こる」ということか。

そのうち、「お父さんが出張?絶対何かが起こる!」って気付く人が出てくるかも知れませんね。

やっぱり面白い赤川次郎

最初のプロローグから、物語につながって行く流れと、次々に発生する事件。それに首と突っ込んでいく次女。
その描かれ方が秀逸で、全然飽きずに、気がつくと物語にのめり込んでいくことができます。
長女綾子の強運や、ゲス神山田タカシの所業に何度もツッコミを入れたくなりますが、それでも読了後は「やっぱり面白かった!」と満足してしまう小説でした。

まとめ

この記事では、「三姉妹探偵団2」を読んだ僕の感想をご紹介しました。

相変わらず、個性豊かた三姉妹のやり取りを見ると、ほんわかしてしまいます。ただ、巻き込まれる事件は全然ほんわかしてないんですけどね。

それでも、マイペースで華麗に危機をスルーしてしまう、長女・綾子はある意味才能何じゃないかなと思ってしまいますね。

これに懲りずに、「また文化祭の幹事をやろうかしら」なんて言ってしまう長女に対して、次女の夕里子と三女の珠美は「やめて!」と言ってしまうところが、また面白いですね。

今回読んだ「三姉妹探偵団2」はアマゾンでも手に入るようなので、チェックしてみてくださいね。

 

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