「ブラック・ウィドウ」やっと見てきました。
公開延期で、いつ公開されるのか?もしかすると、このまま中止になってしまうのか?
などなど、色々と不安要素が考えられていたんですが、無事公開されてよかったです。
そんな、自他ともに認める、
にわかアメコミファン
にわかMCUファン
にわかブラック・ウィドウ ファン
の僕が、ただ、
かっこいいから!
アクションシーンが面白いから!
コミックとの比較も面白いから!
という理由で、アメコミマニアの友達に感化されて、「アベンジャーズ」シリーズを見始めて10数年。
やっと、やっとでましたか!「ブラック・ウィドウ」!
あのクールでかっこいい!華麗に敵を倒してしまう!
しかも、アベンジャーズシリーズの中で、唯一の「普通の人が訓練して強くなった女性」。
スーパーソルジャーから、神様、金持ちボンボンロボットオタク、ダンディ魔法使い、宇宙人、そんな人達に囲まれている、
普通の女性
そんな、「ブラック・ウィドウ」がやっと単体で映画可!
もう、待ってました!
にわかアメコミファンでも、
にわかMCUファンでも、
見たいものは見たい!そして語りたいものは語りたいのです。
ということで、この記事では、
映画「ブラック・ウィドウ」を見た僕の、偏った感想を語りたいと思います。
ネタバレを含みますので、映画を見ていないという方は、注意してくださいね。
それと、「ブラック・ウィドウ」もっと深く知りたい!という方は、他の考察サイトを参照することをおすすめしますよ。
ネタバレでもいいから感想を聞いてみたい!とか、
もう、「ブラック・ウィドウ」も、「アベンジャーズ」シリーズも全部見てるから、君の感想をよんでみるよ。とか、
思う人は、ここから先を御覧くださいね。
登場キャラクター
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ
いわずとしれた、クールビューティーなアベンジャーズの女性です。
秘書から、スパイ、戦闘員、何でもこなすパーフェクトウーマンです。
エレーナ
「偽りの家族」でのナターシャの妹役の女性。
ナターシャとエレーナの絡みが今回の映画でも面白い部分です。
メリーナ
「偽りの家族」でのナターシャの母役の女性。
実はレッドルームで働く優秀な科学者。
偽りの家族でもパパ役のアレクセイの事を、好きなんじゃないかなと思います。
レッド・ガーディアン/アレクセイ
「偽りの家族」でのナターシャの父役の男性。
ロシアが生み出したスーパーソルジャー。自称キャプテン・アメリカの宿敵。
あらすじ
ロス長官に追われていたナターシャは、別の地へ移動。そこで、妹メリーナの痕跡を見つけます。
メリーナはナターシャにレッドルームにいる女性暗殺者「ウィドウ」を助けてほしいと頼みます。
そこで、二人は偽りの家族での父役だった男性、レッド・ガーディアンことアレクセイを収容所から救出。
また、レッドルームの唯一の手がかりとなる、偽りの家族の母役だった女性、メリーナを訪ねます。
しかし、メリーナは3人を裏切ってレッドルームに通報。
レッドルームに捕まってしまうのでした。
アベンジャーズの時系列的に言えば・・・
アベンジャーズはいろんな映画の時系列で成り立っています。
今回のブラックウィドウも映画は最新ですが、MCUの世界では、
シビル・ウォーとアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの間の話になります。
この映画をご覧になる前に、シビル・ウォー/キャプテン・アメリカと、アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーをご覧になることをおすすめしますよ^^
一度見た方でも、もう一度見たほうが映画がより楽しめると思います。
家族がテーマの映画です
アベンジャーズシリーズはアクションがメイン映画ですよね。
最新の技術とのアクションシーンは、今まで、アイアンマンとかキャプテン・アメリカ、スパイダーマンといった映画を見ても、アクションが楽しくてたまりませんでした。
今回のブラック・ウィドウもアクションシーンは見ものです・・・が、僕などちらかというと、この映画のメインテーマは家族だと思います。
正直、ナターシャからはあまり、家族を感じることができませんでした。
初登場のアイアンマン2(この頃は、ブラック・ウィドウじゃなくて、アイアンマン(スターク)の秘書として送り込まれたから、ナタリーって名乗ってたんだよね。)から、優秀な秘書、それから優秀でクールなエージェントっていうイメージだったから、
彼女から、「家族」を感じたことが無かったんですよね。
それが、一点、この映画では、彼女の家族を感じることができました。
と言っても、彼女のホントの血を分けた家族ではない。
ナターシャが幼少期の頃に、ある調査のために集められ3年だけ過ごした「偽りの家族」。
アベンジャーズでは、「ここが自分にとって家族」と言っているような台詞があるが、それがこの映画の伏線になっているのかもしれないですね。
普段のナターシャは、とてもクールで勝ち気な女性というイメージがあるんですが、この映画では、別の一面を見せてくれます。
久しぶりに妹エレーナとの会話がいつものクールの彼女ではなく、「お姉さんナターシャ」に変わります。
ブタペストでの久しぶりの再開、移動中のヘリや車での会話、移動中に立ち寄ったショップでのちょっとした話など、「お姉さんナターシャ」を垣間見ることができます。
何気ない話、購入した服の話、これからの人生の話、そんな何気ない会話から見える、妹エレーナと姉ナターシャの関係が、いつものクールなブラック・ウィドウというイメージじゃなくて、
お姉さん/ナターシャ っていう感じなんですよね。
こんな表情も見せるんだなと、見ているだけでも微笑ましくて、そして、ちょっと泣けてきました。
また、アレクセイやメリーナと再開し、久しぶりに集まった「偽りの家族」。それでも、それが本当の家族のように振る舞っているのが、微笑ましくて、面白い部分でもありました。
アレクセイやメリーナの前では、クールなアベンジャーズの一員でも、一人の子供として、見えてしまうんですよね。
パパやママの前では、おとなになった女性でも女の子に戻る一面もあるという感じで、パパやママのたしなめるようなナターシャの一面を垣間見ることができます。
こんな調子で進むので、映画の全体的な雰囲気も、コミカルな感じで、ちょっとフッと吹き出す部分もあり、それも、この映画の魅力だと思います。
ただ、そんなコミカルな感じで進む映画での大円団が非常に切ないです。
切ないというのは、映画にその切なさがあるんじゃなくて、これから起こることが映画を見ている僕にはわかっているからです。
というのも、アベンジャーズ/エンドゲームでナターシャが亡くなることがわかっているので、それを考えると、この映画の事件を解決して家族同士が集まるのが非常に切なく見えるのです。
正直言うと、アイアンマン2からアベンジャーズシリーズには欠かせない「ブラック・ウィドウ」がエンドゲームで亡くなったことに関して、僕的にはかなり残念でした。
映画的には面白く、必要な構成何でしょうけど。
アベンジャーズの中では、珍しくスーパーパワーのない「普通の女性」で、そんな女性が頑張る姿がとてもかっこよくてファンでしたので、エンドゲームで亡くなったことは、耐え難い事実でした。
でも、そんな彼女の違った一面を今回のこの映画で感じることができたのは非常に嬉しかったです。
アベンジャーズの中でも、唯一タイトルがないキャラクターの「ブラック・ウィドウ」でしたが、この彼女をアベンジャーズ/エンドゲームが終わったあとに持ってくるというのは、
にくい演出だなと思いますね。
エンドロール後もあるので退出注意です
アベンジャーズシリーズはエンドロール後も話が続くので、退出に注意が必要です。
この「ブラック・ウィドウ」もこの例に外れず、エンドロール後にまだちょっと続きます。
エンドロール後は、アベンジャーズ/エンドゲーム後の話になっています。
妹エレーナがナターシャの墓標の前で立っているときに、ある女性が近づきます。
この女性は・・・映画を見ている僕にはさっぱりわかりませんでした。
が、なんと、「ホークアイ」の写真を持ち出して、ナターシャの死は、ホークアイが関係していると言うわけです。
ということは、今後MCUの中で、妹エレーナとホークアイが出会うのでしょうか?
この後の展開も見逃せないですね。
映画を見終わって
久々のアベンジャーズシリーズの映画で、僕のこの映画を楽しみにしていました。
やって見ることができてよかったですし、無事公開することができてホッとしています。
映画の冒頭、アベンジャーズのシリーズをちょっと紹介するような映像が流れたんですが、時系列を追っていくことで、ちょっとほろっと来ました。
そんな位置づけの「ブラック・ウィドウ」ですが、映画全編を通じて所々コミカルな雰囲気が多いです。
中でも、僕のお気に入りは、
「姉のアベンジャーズでの振る舞いを妹エレーナが茶化すところです。」
たしかに、やってますね。そういうポーズ。
そんな妹エレーナの茶化しをスルーしつつちょっと笑い飛ばす姉ナターシャの姿を見ることができるのは、「ブラック・ウィドウ」ファンにとっては、嬉しいシーンだったりします。
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