盾の勇者の成り上がり1~盾も武器になるんだけどな

本の感想

「盾の勇者の成り上がり」1巻を読んでみました。
最近、ライトノベルをよく読むようになりまして、この「盾の勇者」もライトノベルです。

 

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この、「盾の勇者」って既にアニメ化されていて、実はアニメを先に見たんですよね。

設定とか、世界観とか面白くて、ついついライトノベルにも手を出してしまいました。

読んでみると、結構面白かったんです。

まぁ、実は最初にうちの嫁さんが読んでいたので、教えてもらった・・・ってのもあるんですけどね。

この先、「盾の勇者の成り上がり」1巻のネタバレが多少入っています。
「ネタバレは読みたくないぜ!」という方は、ページを閉じてくださいね。

 

 

 

ということで、この記事では、「盾の勇者の成り上がり」1巻を読んだ僕の感想をご紹介します。

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あらすじ

大学2年生の岩谷尚文。図書館で偶然手に取った「四聖武器書」。剣槍弓そして盾を所持した勇者の物語だった。

よくある話だと思いつつも、読み進めていき、最後の「盾の勇者」のページを開いたとき、そこはすべて真っ白だった。その時、意識が遠のき、気がつくと異世界に召喚。そして、自分の手には盾が装備されていた。つまり「盾の勇者」として自分が異世界に召喚されてしまったのだと気付く。

王より世界を救うよう依頼され、異世界での冒険に胸が高鳴る尚文だが、召喚3日目にして仲間に裏切られ、勇者としての名声と金銭を一気に失うことになる。

そんなとき、彼の前に一人の少女が現れる。

異世界ファンタジーだが、意外とリアルな内容になっている

異世界といえど、ゲームのようには上手くいかないところが、リアルな感じがある。
例えば、モンスターを倒した際にお金が出るのがRPGゲームの定番だが、この世界ではモンスターを倒しても、お金は手に入らない。モンスターを倒して、そこから素材を手に入れて、それを街にある素材屋に売ることでお金が手に入る仕組みだ。

また、定期的に「波」と言われる災厄があり、空からモンスターが降ってきて、近隣の街を襲うが、その時、「ボスモンスター」的なモンスターも現れて、それが厄災のキーになっているようだ。
剣、槍、弓の勇者は、その「ボスモンスター」討伐に必死だが、実は空から無数のモンスターが現れたことで、近隣の村が襲われていた。
盾の勇者である尚文は、その村を守るために動くことで、村人からの絶大な信頼を得ることになる。

ファンタジーいえど、要所要所に「リアル」な一面も垣間見えて、それが物語をより一層、重厚なものにしてくれていると思う。

なぜか嫌われている盾の勇者

召喚して最初の王との対面から、何故か「盾の勇者」だけが別の扱いを受けているように感じる。特別扱いというよりも、いないものとして扱われているように思える。しかし、その理由はこの本には出てこない。読み進めると出るのだろうか?

王が各勇者に仲間を斡旋した際も、「盾の勇者」だけ、仲間になってくれる冒険者は出てこなかった。正直、自分なら、知らない誰かが集めた冒険者よりも、自分で酒場やギルドで募集、斡旋してもらったほうが良いんじゃないかと思うんだが・・・。

それに、そこまで「盾の勇者」を毛嫌いすることもないんじゃないか・・・なんて思ってしまう。

もしかすると、メルロマルクという国自体、「盾の勇者」に対して良い印象を持っていないのでは?と思うぐらいだ。その話はきっと、後で出てくるだろう。

というか、毛嫌いするぐらいなら、召喚しなきゃいいのに・・・なんて思ってしまう。

盾は武器じゃない?

剣の勇者、槍の勇者、弓の勇者、盾の勇者は「四聖勇者」と呼ばれ、実は、四聖勇者は異世界に召喚された際、伝説の武器を装備している。そして、その武器は外せなくなっているのだ。

また、四聖勇者は伝説の武器以外、「別の武器を持つことを禁じられていた。」
別の武器を装備しようとすると、電撃が走り、装備ができない状態になるのだ。

なので、盾の勇者は剣や槍、弓を装備することが禁じられているということなのだ。

それでは、盾の勇者はどうやって戦えば良いのか???

物語の尚文も「盾だけで戦うなんて、どんなクソゲーかよ」などと言っている。
確かに普通に考えると、盾以外の武器を装備できないなんて、理不尽も良いところだ。

この物語では、そういう理不尽を受けつつも、成り上がっていくストーリーを楽しむ話でもある。

それじゃ、どうやってモンスターと戦うのか?それは、盾の勇者自ら、素手で戦うしか方法はない。しかし、それだとどうしても効率が悪く、高レベルのモンスターでは太刀打ちができない。なので、パーティーを組んで誰かに倒してもらうしか方法は無い。

それなのに、「仲間に裏切られる」という話で、更に面白みが増すのが、この物語の面白いところでもある。

でも、僕はこの話を読んでいるとき、どうしても盾の勇者である「尚文」に教えてあげたかった。
アメリカには盾をぶん投げて異星人を撃退したキャプテンが居ると・・・

だから、盾だって「武器」になりえる。でも、そんなことができたら、話に面白みは無くなっちゃうかもね。

まとめ

この記事では、「盾の勇者の成り上がり」1巻を読んだ僕の感想をご紹介しました。
「盾の勇者」を読んだときに最初に思ったのは、
「盾を武器に使っているキャプテンいるよ・・・」でした。

アベンジャーズ好きな僕にとって、盾も武器に見えるんですよね^^;

まぁ、そんなことしたら、この話は面白くなくなっちゃいますけどね。

でも、よく考えてみると、「キャプテン」も盾を武器にしながら、格闘技で敵を倒していたので、

最初のモンスターに盾で守りながら、格闘技で倒していく「盾の勇者」の戦闘方法も、あながち間違いではないかもしれませんけどね。

そこまで考えると、「じゃ格闘技でも学べばいいんじゃね。」とか思っちゃいますけど、

まぁ、それも後から出てくるかもしれませんね。

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