沈黙のパレード~この本も実に面白い!

本の感想

 

沈黙のパレードが映画化され、以前から気になっていたんですが、なかなか見る機会がありませんでした。
先日、大阪に出張する機会があり、その飛行機の中で映画が見られる様になっていたので、何が見られるか探していたら、「沈黙のパレード」がありました。

お陰で、飛行機の移動中はとても楽しく過ごさせてもらったんですが・・・
犯人が捕まり、これで事件解決か?と思っていた矢先、ガリレオ先生が、

「君はこれで事件が解決したと思っているんですか?」

と、えっ?マジで?まだあるの?なんて、次の展開にハラハラドキドキしていたら、

「新千歳空港にご到着いたしました。」

と機内アナウンス。映画がそれ以降、見られなくなりました。

お陰で、ずーっと、結末が気になって仕方なくて、何も手につかない状態。かと言って、内の近くにあるTUTAYAが閉店したばっかりで、僕が契約しているサブスクには「沈黙のパレード」は無いし・・・と思っていたら、嫁が、

「じゃ、本を読めばいいじゃん。」と。

なるほど!といって、早速本屋で沈黙のパレードを購入。

映像を見たあとに、小説を読むってどうかな・・・と思っていたんですが、めちゃくちゃ面白かったです。映像も良かったんですが、小説のほうが、個々の細かな描写やバックストーリーも垣間見えるので、より、深く楽しむことができました。また、映画を見たあとだったので、人物が映像的に想像しやすかったのも、読みやすく思えた一因かもしれませんね。

それに、「君はこれで事件が解決したと思っているんですか?」のセリフの後の、予想の裏切りによる、裏切りで、

いや・・・ほんと・・・、マジで面白かったです。

ということで、この記事では、
沈黙のパレードを読んだ感想をご紹介しますね。

それと、個々から先、沈黙のパレードのネタバレを多少なりとも含みます。

ネタバレされたくない!という方は、そっと画面を閉じてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・いいですか?

それでは、沈黙のパレードを読んだ感想をご紹介しますね。

スポンサーリンク

あらすじ

歌手を目指していた若い少女が失踪。そこから3年が経過したある日、ゴミ屋敷の下から白骨化した状態で発見される。逮捕されたのは、23年前に少女殺害事件で草薙が逮捕したが、沈黙を貫き無罪となった男性だった。そして、今回も証拠不十分のまま釈放となる。町のパレードの当日、その男が死体で発見されてしまった。容疑をかけられたのは、その少女を愛した普通の町の人達だった。

読者への裏切りがすごい!

「この人が犯人かな~」
「この後の展開がこんな感じになるんだろうなー」

とある程度予想しつつ、読み進めていたんですが、最後の結末は完全に違いました。
正直、「えっ!?そうなの??なんで??」って感じです。

まさに、「実に面白い」です^^

それでも、それにいたるまでの経緯と展開も面白く、湯川のお陰で、謎が一つ一つ判明していくプロセスは、かなり引き込まれました。

歳を取ると丸くなるものです

登場人物の湯川もそうですが、湯川の親友、草薙もこのお話ではある程度、歳を取っている設定です。
お互い、草薙は警部、湯川は教授と、役職が上がっている。そうなると、人柄もある程度丸くなるものです。

湯川の初登場から考えると、「友を思う行動」が増えたように思えるので、湯川も歳を取ったことで、丸くなったのかな、と思います。

「容疑者Xの献身」の反省が伺い知れる

容疑者Xの献身では、友が女性のために仕組んだ謎を全て解き明かしてしまい、友の行動を全て無駄にしてしまった。

今回は、その反省を活かし、選択権を渡しています。

真実を明かし、その真実をもとに、どう動くのかは、全て伝えた人に委ねている。
湯川の行動が前作、「容疑者Xの献身」から学んだ反省を生かしていると言えるでしょう。

しかも、きちんと「自分の友が・・・」と行っているので、間違いないですね。

「容疑者Xの献身」も面白かったな~

映画に寄せてる?

小説を読んでいるうちに、湯川のイメージがやっぱり「福山雅治」になるんですよね。
スラッとした体型で、ふちなしメガネで、不敵な笑みを浮かべて、「実に面白い」なんて言ってて・・・。
その傍らで、内海が呆れた顔をしているような・・・そんな情景が浮かんできます。

映画が小説に寄せてるのか、小説が映画に寄せてるのか・・・それはわからないですけど、作者、東野圭吾さんはドラマ、ガリレオから影響を受けている部分もあるんじゃないのかな~なんて思いました。

あと、小説版の沈黙のパレードでは、意外と内海も切れ者だと思いました。

捜査本部が描いているストーリーに違和感を感じ、それを湯川に相談するシーンを見ると、やはり内海自身も只者ではないと感じます。でも、それ以上に、内海が違和感を感じている事を知りつつ、そのことを何手先も解明している湯川はやっぱり流石ですね。

ちなみに、内海というキャラクターは、ドラマ化するに辺り生み出されたヒロインのようです。当初は、湯川と草薙しか登場してませんでした。その頃のお話も結構好きなんですけどね。

ドラマ化に辺り、ヒロインがほしいということで、内海というキャラクターが登場したようです。今ではすっかり定着していますね。

まとめ

この記事では、「沈黙のパレード」を読んだ感想をご紹介しました。

キッカケは、飛行機で尻切れトンボで見ちゃった映画なんですが、意外な犯人と結末で、やっぱり東野圭吾は面白いなと改めて感じた作品でした。

ガリレオの初期のやり取りも結構好きなんですが、ドラマに寄せるために追加した「内海」というキャラクターも、いい味が出てますよね。

映画では、小説よりも湯川教授と内海刑事とのやり取りが、コミカルに描かれているので、それも魅力的です。

小説を読んで物語は味わったんですが、映画は尻切れトンボなんで、できれば、映画ももう一度見てみたいですね。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました